第だい38回かい 過去問かこもんと解説かいせつ:生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ

問題もんだい35〜60(26問もん)。すべての 漢字かんじに ふりがなを 付つけました。

更新日こうしんび:2026年ねん11月がつ6日むいか

この科目群かもくぐんについて

第だい38回かいの 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんで、「生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ」は パートAに 入はいっていて、問題もんだい35〜60の 26問もん でした。

合格ごうかくするには、総得点そうとくてんの 合格基準ごうかくきじゅん(第だい38回かいは 125点てんのうち 64点以上てんいじょう)を 満みたし、さらに 11の 科目群かもくぐん すべてで 得点とくてんが あることが 必要ひつようでした。くわしくは 合格基準ごうかくきじゅんの 記事きじ を 見みてください。

問題もんだいと 正答せいとうは、社会福祉振興しゃかいふくししんこう・試験しけんセンターが 公開こうかいしている 第だい38回かいの 試験問題しけんもんだいと「合格基準ごうかくきじゅん・正答一覧せいとういちらん」に よります。問題もんだいの 文ぶんは 変かえていません。

解説かいせつは PassQuest が 独自どくじに 書かいたもので、社会福祉振興しゃかいふくししんこう・試験しけんセンターとは 関係かんけいが ありません。

法律ほうりつや 制度せいどは、試験しけんの あとに 変かわることが あります。新あたらしい 情報じょうほうも、公式こうしきの 案内あんないで 確たしかめてください。

問題もんだいの一覧いちらん

問題もんだいを 読よんで、自分じぶんで 答こたえを 決きめてから「答こたえと解説かいせつを見みる」を 開ひらいてください。

問題もんだい35

次つぎの記述きじゅつのうち,介護福祉職かいごふくししょくが行おこなう利用者りようしゃの生活支援せいかつしえんとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1利用者りようしゃができないことを代かわりに行おこなうことに重点じゅうてんを置おく。
  2. 2利用者りようしゃの全体像ぜんたいぞうをとらえて支援しえんする。
  3. 3利用者りようしゃがすべてを自分一人じぶんひとりでできるようにする。
  4. 4利用者りようしゃの生活せいかつの効率化こうりつかを図はかることを目標もくひょうにする。
  5. 5利用者りようしゃに同情どうじょうする気持きもちで寄より添そう。
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正答せいとう:2

正解せいかいは2です。生活支援せいかつしえんでは、できないところだけを見みるのではなく、体からだの状態じょうたい、気持きもち、これまでの暮くらし、家族かぞくや住すまいの環境かんきょうまで合あわせて、その人ひとの全体像ぜんたいぞうをとらえます。そのうえで、できる力ちからを活いかし、足たりないところを補おぎないます。本人ほんにんの選択せんたくを尊重そんちょうし、やりすぎの介護かいごを避さけることで、自立じりつと安全あんぜんの両方りょうほうを守まもれます。
1.代かわりに行おこなうことに重点じゅうてんを置おくと、本人ほんにんのできる力ちからを奪うばってしまいます。
2.正解せいかいです。
3.すべてを自分一人じぶんひとりでできるようにすることが目標もくひょうではありません。
4.効率こうりつよりも、本人ほんにんが望のぞむ暮くらしを大切たいせつにします。
5.同情どうじょうではなく、共感きょうかんと対等たいとうな関係かんけいが求もとめられます。

問題もんだい36

介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつにおける,快適かいてきな室内環境しつないかんきょうに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1風かぜの通とおり道みちをつくって,換気かんきを行おこなう。
  2. 2手てすりは,壁紙かべがみと同おなじ色いろを使つかう。
  3. 3ベッドライトの光源こうげんは,利用者りようしゃの目めに直接ちょくせつあたるように調整ちょうせいする。
  4. 4カビの発生はっせいを予防よぼうするために,湿度しつどは高たかく保たもつ。
  5. 5靴音くつおとを小ちいさくするために,硬かたい床材ゆかざいにする。
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正答せいとう:1

正解せいかいは1です。快適かいてきな室内環境しつないかんきょうをつくるには、温度おんど・湿度しつど・換気かんき・照明しょうめい・音おとを整ととのえることが大切たいせつです。空気くうきの入口いりぐちと出口でぐちをつくって風かぜの通り道とおりみちをつくると、においや汚れたよごれた空気くうきが外そとに出でて、感染かんせんの予防よぼうにもつながります。季節きせつや利用者りようしゃの体調たいちょうに合あわせて調整ちょうせいします。
1.正解せいかいです。
2.手てすりは壁紙かべがみと違ちがう色いろにすると見みつけやすく、安全あんぜんです。
3.光ひかりが直接目ちょくせつめに入はいるとまぶしく、休やすむことができません。
4.湿度しつどを高たかく保たもつと、かえってカビが生はえやすくなります。
5.硬かたい床ゆかは靴音くつおとが響ひびき、転ころんだときの衝撃しょうげきも大おおきくなります。

問題もんだい37

パーキンソン病びょう(Parkinson disease)の人ひとの住すまいに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1玄関げんかんの段差だんさには,スロープを設置せっちする。
  2. 2廊下ろうかの床ゆかには,歩幅ほはばに合あわせて目印めじるしをつける。
  3. 3リビングの床ゆかには,大おおきさの違ちがうカーペットを重かさねて敷しく。
  4. 4移動空間いどうくうかんが狭せまくなるように,家具かぐを配置はいちする。
  5. 5リビングは1階かい,浴室よくしつは2階かいにして,階段かいだんで行いき来きする。
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正答せいとう:2

正解せいかいは2です。パーキンソン病びょうでは、最初さいしょの一歩いっぽが出でにくくなる「すくみ足あし」が起おこることがあります。廊下ろうかの床ゆかに歩幅ほはばに合あわせた線せんや印しるしをつけると、それが目印めじるしになって足あしが前まえに出でやすくなります。住すまいの工夫くふうとして適切てきせつです。
1.スロープは車くるまいすには役立やくだちますが、すくみ足あしによる歩あるきにくさを助たすけるものではありません。
2.正解せいかいです。
3.カーペットを重かさねて敷しくと段差だんさができ、つまずきやすくなります。
4.移動空間いどうくうかんが狭せまいと動うごきにくく、転ころぶ危険きけんが増ふえます。
5.浴室よくしつが2階かいだと階段かいだんの上のぼり下おりが増ふえ、危険きけんです。

問題もんだい38

次つぎの記述きじゅつのうち,歩行ほこうが不安定ふあんていになり,移動いどうの意欲いよくが低下ていかしている利用者りようしゃに対たいする介護かいごとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1福祉用具ふくしようぐの使用しようは避さけて,自力じりきでの歩行ほこうを目指めざすように促うながす。
  2. 2移動いどうの目的もくてきを伝つたえるよりも,歩行機能ほこうきのうの改善かいぜんを優先ゆうせんする。
  3. 3成功体験せいこうたいけんを積つみ重かさねることができるように,達成可能たっせいかのうな歩行ほこうの目標距離もくひょうきょりを設定せっていする。
  4. 4歩行ほこうの不安定ふあんていさに合あわせて,移動範囲いどうはんいを縮小しゅくしょうする。
  5. 5本人ほんにんが希望きぼうしなくても,介護福祉職かいごふくししょくの判断はんだんで毎日歩まいにちあるくことを目標もくひょうにする。
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。歩あるくことに自信じしんをなくしている人ひとには、無理むりのない短いみじかい距離きょりから目標もくひょうを決きめて、「できた」という成功体験せいこうたいけんを積み重つみかさねてもらうことが大切たいせつです。できたことを言葉ことばで伝つたえると自信じしんにつながり、少すこしずつ距離きょりを伸のばしていけます。
1.福祉用具ふくしようぐを使つかえば安全あんぜんに歩あるけるようになり、意欲いよくも戻もどりやすくなります。
2.どこへ何なにをしに行いくかという目的もくてきがあるほうが、意欲いよくは高たかまります。
3.正解せいかいです。
4.移動範囲いどうはんいを狭せばめるだけでは、活動かつどうも意欲いよくもさらに低下ていかします。
5.本人ほんにんが希望きぼうしないのに決きめるのは、自己決定じこけっていの尊重そんちょうに反はんします。

問題もんだい39

次つぎの記述きじゅつのうち,右片麻痺みぎかたまひのある利用者りようしゃに対たいする,仰臥位ぎょうがい(背臥位はいがい)から車くるまいすへの移乗いじょうの介護かいごとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1利用者りようしゃに右側臥位みぎそくがいになって起おき上あがるように促うながす。
  2. 2端座位たんざいになった利用者りようしゃの左側ひだりがわに立たつ。
  3. 3端座位たんざいになった利用者りようしゃの右側みぎがわに,車くるまいすを置おく。
  4. 4車くるまいすのフットサポートは下さげておく。
  5. 5移乗いじょうするときは,利用者りようしゃに前傾姿勢ぜんけいしせいをとるように促うながす。
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正答せいとう:5

正解せいかいは5です。立ち上たちあがるときは、おじぎをするように上半身じょうはんしんを前まえに傾かたむけると、体重たいじゅうが足あしに乗のってお尻しりが浮うきやすくなります。右片麻痺みぎかたまひのある利用者りようしゃでも、前傾姿勢ぜんけいしせいを促うながすことで少すくない力ちからで安全あんぜんに移乗いじょうできます。
1.起き上おきあがりは、麻痺まひのない左側ひだりがわを下したにした側臥位そくがいから行おこないます。
2.介護福祉職かいごふくししょくは、麻痺まひのある右側みぎがわに立たって支ささえます。
3.車くるまいすは、麻痺まひのない左側ひだりがわに置おきます。
4.フットサポートを下さげたままだと足あしがぶつかるので、移乗いじょうのときは上あげておきます。
5.正解せいかいです。

問題もんだい40

視覚障害者しかくしょうがいしゃの歩行時ほこうじの誘導ゆうどうに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1介護福祉職かいごふくししょくは,利用者りようしゃの半歩後はんぽうしろで背中せなかを支ささえながら歩あるく。
  2. 2介護福祉職かいごふくししょくは,白杖はくじょうに触ふれながら歩あるく。
  3. 3狭せまい通路つうろでは,介護福祉職かいごふくししょくは利用者りようしゃの後うしろを歩あるく。
  4. 4階段利用時かいだんりようじは,介護福祉職かいごふくししょくは階段かいだんの前まえで声こえかけして止とまる。
  5. 5介護福祉職かいごふくししょくは,利用者りようしゃが握にぎっている上肢じょうしを振ふって歩あるく。
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正答せいとう:4

正解せいかいは4です。視覚障害しかくしょうがいのある人ひとを誘導ゆうどうするときは、介護福祉職かいごふくししょくの腕うでや肩かたをつかんでもらい、半歩前はんぽまえを歩あるきます。階段かいだんでは手前てまえでいったん止とまり、「階段かいだんです」「上のぼりです」などと声こえをかけてから進すすむと、安心あんしんして足あしを出だせます。段差だんさや曲がり角まがりかども、一拍前いっぱくまえに言葉ことばで伝つたえます。
1.誘導ゆうどうする人ひとは、利用者りようしゃの半歩前はんぽまえを歩あるきます。
2.白杖はくじょうは本人ほんにんが使つかうものなので、介護福祉職かいごふくししょくは触ふれません。
3.狭せまい通路つうろでも介護福祉職かいごふくししょくが前まえを歩あるき、縦たてに並ならんで進すすみます。
4.正解せいかいです。
5.腕うでを振ふると体からだが揺ゆれて、かえって不安ふあんになります。

問題もんだい41

身みじたくの目的もくてきに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,国際生活機能分類こくさいせいかつきのうぶんるい(ICF)における「心身機能しんしんきのう・身体構造しんたいこうぞう」の観点かんてんが考かんがえられるものとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1体温たいおんを調整ちょうせいする。
  2. 2身体しんたいを清潔せいけつに保たもつ。
  3. 3セルフケアを行おこなう。
  4. 4自分じぶんを表現ひょうげんする。
  5. 5周囲しゅういとの人間関係にんげんかんけいを調整ちょうせいする。
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正答せいとう:1

正解せいかいは1です。国際生活機能分類こくさいせいかつきのうぶんるい(ICF)の「心身機能しんしんきのう・身体構造しんたいこうぞう」は、体からだや心こころのはたらきと、体からだのつくりを指さします。身みじたくを整ととのえて体温たいおんを調整ちょうせいすることは、体からだのはたらきに関かかわる目的もくてきなので、この観点かんてんにあてはまります。
1.正解せいかいです。
2.身体しんたいを清潔せいけつに保たもつことは、日々ひびの行為こういなので「活動かつどう」に近ちかい内容ないようです。
3.セルフケアを行おこなうことも「活動かつどう」にあたります。
4.自分じぶんを表現ひょうげんすることは、社会しゃかいとのかかわりである「参加さんか」に近ちかい内容ないようです。
5.周囲しゅういとの人間関係にんげんかんけいを調整ちょうせいすることも「参加さんか」に関かかわります。

問題もんだい42

次つぎの記述きじゅつのうち,介護かいごが必要ひつような利用者りようしゃへの口腔こうくうケアとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1仰臥位ぎょうがい(背臥位はいがい)で行おこなう。
  2. 2歯垢しこうを除去じょきょするためにうがいをしてもらう。
  3. 3歯はブラシで歯はを1,2本ほんずつ磨みがく。
  4. 4スポンジブラシは乾かわいた状態じょうたいで使用しようする。
  5. 5部分床義歯ぶぶんゆかぎし(局部床義歯きょくぶゆかぎし)はつけたまま行おこなう。
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。介護かいごが必要ひつような人ひとの口腔こうくうケアでは、歯ブラシはぶらしを小ちいさく動うごかし、歯はを1、2本ほんずつ丁寧ていねいに磨みがきます。こうすると磨みがき残のこしが少すくなくなり、歯垢しこうをしっかり落おとすことができます。
1.仰臥位ぎょうがい(背臥位はいがい)では水みずや汚よごれがのどに流ながれ、誤嚥ごえんの危険きけんがあります。上体じょうたいを起おこすか、顔かおを横よこに向むけます。
2.うがいだけでは、歯はにくっついた歯垢しこうは落おちません。
3.正解せいかいです。
4.スポンジブラシは水みずで湿しめらせ、よく絞しぼってから使つかいます。乾かわいたままでは粘膜ねんまくを傷きずつけます。
5.部分床義歯ぶぶんゆかぎしは外はずしてから、口くちの中なかと義歯ぎしを別々べつべつに清掃せいそうします。

問題もんだい43

次つぎのうち,右片麻痺みぎかたまひの利用者りようしゃが前開まえびらきの上着うわぎを着脱ちゃくだつするときに介護福祉職かいごふくししょくが行おこなう説明せつめいとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1「脱ぬぐときは,左肩ひだりかたの衣服いふくを下さげてから,右側みぎがわの袖そでから腕うでを抜ぬきましょう」
  2. 2「脱ぬぐときは,右肩みぎかたの衣服いふくを下さげてから,右側みぎがわの袖そでから腕うでを抜ぬきましょう」
  3. 3「襟元えりもとを手前てまえにして,腿ももの上うえに置おきましょう」
  4. 4「着きるときは,右袖みぎそでを肘ひじまで通とおしてから,左袖ひだりそでを通とおしましょう」
  5. 5「着きるときは,右袖みぎそでを肩かたまで通とおしてから,左袖ひだりそでを通とおしましょう」
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正答せいとう:5

正解せいかいは5です。右片麻痺みぎかたまひの人ひとの着替きがえは、「脱ぬぐときは動うごかしやすい側がわ(左ひだり)から、着きるときは動うごかしにくい側がわ(右みぎ)から」が基本きほんです。着きるときに右袖みぎそでを肩かたまでしっかり通とおしておくと、そのあと左腕ひだりうでを無理むりなく動うごかして着きることができます。
1.右みぎ(麻痺まひのある側がわ)の袖そでから腕うでを抜ぬく説明せつめいなので、脱ぬぐ順番じゅんばんが逆ぎゃくです。
2.これも右みぎの袖そでから抜ぬく説明せつめいで、適切てきせつではありません。
3.衣服いふくの置おき方かたの説明せつめいですが、置おく向むきよりも、右みぎ(患側かんそく)の袖そでから着きるという順序じゅんじょを伝つたえることが大切たいせつなので、最もっとも適切てきせつとはいえません。
4.右袖みぎそでを肘ひじまでしか通とおさないと、あとで肩かたまで上あげにくくなります。
5.正解せいかいです。

問題もんだい44

次つぎの記述きじゅつのうち,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつにおける食事しょくじに関かんする支援しえんとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1食堂しょくどうの換気かんきは,不要ふようである。
  2. 2食事中しょくじちゅうは,会話かいわを控ひかえるようにする。
  3. 3食事しょくじが楽たのしくなるような雰囲気ふんいきをつくる。
  4. 4食たべ終おわった利用者りようしゃの食器しょっきは,すぐに下膳げぜんする。
  5. 5照明しょうめいは,明あかるさを25ルクス(lx)以下いかにする。
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。食事しょくじは栄養えいようをとるだけでなく、楽たのしみや生いきがいにもつながります。明あかるく落ち着おちついた雰囲気ふんいきをつくり、好このみや食習慣しょくしゅうかんに配慮はいりょすることで食欲しょくよくが出でて、食事しょくじの時間じかんが待ち遠まちどおしいものになります。
1.においがこもらないよう、食堂しょくどうでも換気かんきは必要ひつようです。
2.楽たのしい会話かいわは食事しょくじの楽たのしみになります。ただし、むせないように見守みまもります。
3.正解せいかいです。
4.すぐに下膳げぜんすると急せかされている感かんじになり、落ち着おちついて過すごせません。
5.25ルクス以下いかでは暗くらすぎて、食べ物たべものが見みえにくくなります。

問題もんだい45

次つぎの記述きじゅつのうち,椅子いすに座すわって食事しょくじをするときに,利用者りようしゃが食事しょくじをしやすい姿勢しせいを確保かくほするための介護かいごとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1足底そくていを床ゆかにつけてもらう。
  2. 2テーブルと身体しんたいの間あいだは30cm離はなしてもらう。
  3. 3椅子いすに浅あさく座すわってもらう。
  4. 4体幹たいかんを後方こうほうに傾かたむけてもらう。
  5. 5顎あごを上あげてもらう。
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正答せいとう:1

正解せいかいは1です。椅子いすに座すわって食事しょくじをするときは、足あしの裏うらをしっかり床ゆかにつけると体からだが安定あんていし、姿勢しせいが崩くずれにくくなります。深ふかく腰こしかけ、あごを軽かるく引ひいた姿勢しせいは、飲み込のみこみやすく、誤嚥ごえんを防ふせぐことにもつながります。足あしが床ゆかに届とどかないときは、台だいやクッションで高たかさを調整ちょうせいします。
1.正解せいかいです。
2.テーブルと体からだの間あいだは、こぶし一ひとつ分ぶんほどが目安めやすです。30cmでは離はなれすぎです。
3.浅あさく座すわると、姿勢しせいが崩くずれやすくなります。
4.体幹たいかんを後うしろに傾かたむけると飲み込のみこみにくく、誤嚥ごえんの危険きけんが高たかまります。
5.あごを上あげると気道きどうが開ひらき、誤嚥ごえんしやすくなります。

問題もんだい46

咀嚼機能そしゃくきのうが低下ていかした利用者りようしゃの食事介護しょくじかいごに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1大おおきめのスプーンで吸すい込こむように食たべてもらう。
  2. 2一口量ひとくちりょうは,ティースプーンに軽かるく一杯いっぱいを目安めやすにする。
  3. 3食たべる順番じゅんばんは,介護福祉職かいごふくししょくの判断はんだんで行おこなう。
  4. 4スプーンは,舌したの奥おくにのせるように入いれる。
  5. 5咀嚼そしゃくが始はじまったら,すぐに次つぎの食たべ物ものを口くちに入いれる。
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正答せいとう:2

正解せいかいは2です。かむ力ちから(咀嚼機能そしゃくきのう)が弱よわくなった人ひとには、一口ひとくちの量りょうを少すくなくすることが大切たいせつです。ティースプーンに軽かるく一杯いっぱいくらいであれば、口くちの中なかでまとめやすく、飲み込のみこみやすくなります。必要ひつように応おうじて、やわらかい食事しょくじにするなど形態けいたいの調整ちょうせいも行おこないます。
1.大おおきめのスプーンで吸い込すいこむように食たべると、むせや誤嚥ごえんの危険きけんがあります。
2.正解せいかいです。
3.食たべる順番じゅんばんは、本人ほんにんの希望きぼうを大切たいせつにします。
4.スプーンを舌したの奥おくにのせると、えずいたり誤嚥ごえんしたりする危険きけんがあります。
5.飲み込のみこんだことを確たしかめてから、次つぎの一口ひとくちをすすめます。

問題もんだい47

Aさん(80歳さい,女性じょせい,要介護ようかいご3)は,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつで生活せいかつしている。食事しょくじは見守みまもりのもとでほぼ自力じりきで摂取せっしゅしているが,嚥下機能えんげきのうは低下ていかしてきている。医師いしからは,食事摂取しょくじせっしゅに配慮はいりょするように指導しどうされている。ある日ひの昼食中ちゅうしょくちゅう,Aさんは食事しょくじを1/3ほど食たべたところで箸はしを止とめ,表情ひょうじょうがこわばり,呼吸こきゅうもやや浅あさくなった。

次つぎの記述きじゅつのうち,介護福祉職かいごふくししょくが医療職いりょうしょくに報告ほうこくすると同時どうじに,最初さいしょに行おこなう対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1血圧けつあつを測定そくていする。
  2. 2口腔こうくうの状況じょうきょうを観察かんさつする。
  3. 3口くちすぼめ呼吸こきゅうを促うながす。
  4. 4その場ばで仰臥位ぎょうがい(背臥位はいがい)になってもらう。
  5. 5すぐに薬くすりを服用ふくようしてもらう。
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正答せいとう:2

正解せいかいは2です。Aさんは嚥下機能えんげきのうが低下ていかしており、食事しょくじの途中とちゅうで箸はしが止とまり、表情ひょうじょうがこわばって呼吸こきゅうも浅あさくなっています。食べ物たべものが口くちやのどに残のこっている可能性かのうせいがあるので、まず口くちの中なかを見みて、残のこっていないか、詰つまっていないかを確たしかめます。そのうえで食事しょくじをいったん中止ちゅうしし、医療職いりょうしょくの指示しじを受うけます。
1.血圧けつあつの測定そくていよりも、口くちの中なかと呼吸こきゅうの確認かくにんが先さきです。
2.正解せいかいです。
3.口くちすぼめ呼吸こきゅうは、この場面ばめんで行うおこなう対応たいおうではありません。
4.その場ばであお向むけにすると、かえって詰つまりやすく危険きけんです。
5.薬くすりを飲のませるかどうかを介護福祉職かいごふくししょくが判断はんだんすることはできません。

問題もんだい48

ベッド上じょうで行おこなう陰部洗浄いんぶせんじょうに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1滅菌手袋めっきんてぶくろを使用しようして行おこなう。
  2. 2上半身じょうはんしんはベッドの手前端てまえはしに移動いどうする。
  3. 3バスタオルで両下肢りょうかしを包つつむ。
  4. 4洗浄せんじょうする時ときは,43℃のお湯ゆを用もちいる。
  5. 5終了後しゅうりょうごは,蒸むしタオルで水分すいぶんを拭ふき取とる。
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。陰部洗浄いんぶせんじょうは、体からだが冷ひえないようにし、恥はずかしさにも配慮はいりょして行おこないます。両下肢りょうかしをバスタオルで包つつむと、余計よけいな露出ろしゅつを減へらせて保温ほおんにもなります。洗あらうときは前まえから後うしろへ向むかって行おこない、感染かんせんを防ふせぎます。
1.滅菌手袋めっきんてぶくろまでは必要ひつようなく、使い捨つかいすての手袋てぶくろで行おこないます。
2.手前てまえに寄よせるのは上半身じょうはんしんではなく、洗あらう下半身かはんしんのほうです。
3.正解せいかいです。
4.43℃は熱あつすぎるので、体温たいおんより少すこし高たかいくらいのぬるめのお湯ゆを使つかいます。
5.終おわったあとは、乾かわいたタオルで水分すいぶんをしっかり拭き取ふきとります。

問題もんだい49

腹部ふくぶの清拭せいしきの方法ほうほうを図ずに示しめす。矢印やじるしは拭ふく方向ほうこうを表あらわしている。

次つぎのうち,基本的きほんてきな清拭せいしきの方法ほうほうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

腹部の清拭の方法の図(図1〜図5)。矢印は拭く方向
  1. 1図ず1
  2. 2図ず2
  3. 3図ず3
  4. 4図ず4
  5. 5図ず5
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正答せいとう:2

正解せいかいは2です。腹部ふくぶの清拭せいしきは、大腸だいちょうの走はしり方かたに沿そって時計回とけいまわりに、「の」の字じを描えがくように拭ふくのが基本きほんです。こうすると腸ちょうの動うごきが促うながされ、便びんが出でやすくなります。図ずでは、2が時計回とけいまわりに円えんを描えがく矢印やじるしです。
1.図ず1は左右さゆうに折り返おりかえすジグザグの動うごきで、腸ちょうの走はしり方かたに沿そっていません。
2.正解せいかいです。図ず2は時計回とけいまわりに円えんを描えがく動うごきです。
3.図ず3は上うえに向むかうジグザグの動うごきで、腸ちょうの走はしり方かたに沿そっていません。
4.図ず4も円えんを描えがいていますが、向むきが反時計回はんとけいまわりで、腸ちょうの動うごきとは逆ぎゃくになります。
5.図ず5も左右さゆうに折り返おりかえすジグザグの動うごきで、腸ちょうの走はしり方かたに沿そっていません。

問題もんだい50

Aさん(55歳さい,男性だんせい,会社員かいしゃいん)は,20歳さいのときに交通事故こうつうじこで第だい5頚髄けいずい(C5)を損傷そんしょうした。現在げんざい,電動車でんどうしゃいすを利用りようし,自宅じたくで自立じりつした生活せいかつを送おくっている。身体状況しんたいじょうきょうは安定あんていしているが,ときどき仙骨部せんこつぶに褥瘡じょくそうができることがある。入浴にゅうよくは,居宅介護きょたくかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしていて,訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が福祉用具ふくしようぐを用もちいて入浴介護にゅうよくかいごをしている。

次つぎのうち,Aさんが入浴時にゅうよくじに使用しようしている福祉用具ふくしようぐとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1移乗台いじょうだい
  2. 2バスボード
  3. 3入浴用にゅうよくようリフト
  4. 4浴槽用手よくそうようてすり
  5. 5滑すべり止とめマット
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。Aさんは20歳さいのときに第だい5頚髄けいずい(C5)を損傷そんしょうし、現在げんざいは電動車でんどうしゃいすを使つかっています。手てや指ゆびを使うつかう力ちから、体からだを支ささえる力ちからが弱よわいため、自分じぶんで浴槽よくそうをまたいだり、座すわった姿勢しせいを保たもったりすることが難むずかしい状態じょうたいです。訪問介護員ほうもんかいごいんが安全あんぜんに入浴にゅうよくを介護かいごするには、体からだを持ち上もちあげて移動いどうできる入浴用にゅうよくようリフトが適てきしています。
1.移乗台いじょうだいは、自分じぶんで座すわった姿勢しせいを保たもって移うつれる人ひとに向むいています。
2.バスボードも、自分じぶんでお尻しりを動うごかして移うつる力ちからが必要ひつようです。
3.正解せいかいです。
4.浴槽用手よくそうようてすりは、手てで握にぎって体からだを支ささえられる人ひとが使つかうものです。
5.滑すべり止とめマットは、自分じぶんで立たてる人ひとの転倒予防てんとうよぼうに使つかいます。

問題もんだい51

Aさん(85歳さい,男性だんせい,要介護ようかいご3)は,アルツハイマー型認知症がたにんちしょう(dementia of the Alzheimer’s type)と診断しんだんされ,認知症対応型共同生活介護にんちしょうたいおうがたきょうどうせいかつかいご(認知症高齢者にんちしょうこうれいしゃグループホーム)で生活せいかつをしている。入所時にゅうしょじ,Aさんは,尿意にょういや便意べんいはあり,自分じぶんでトイレに行いって排泄はいせつできていた。最近さいきん,認知機能にんちきのうの低下ていかによって,トイレ以外いがいの場所ばしょで排泄はいせつするようになった。

次つぎの記述きじゅつのうち,Aさんの状態じょうたいに合あわせた介護福祉職かいごふくししょくの対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1骨盤底筋訓練こつばんていきんくんれんを行おこなう。
  2. 2紙かみおむつを使用しようする。
  3. 3一日いちにちの水分摂取量すいぶんせっしゅりょうを減へらす。
  4. 4ほかの利用者りようしゃと同おなじ時間じかんにトイレへ誘導ゆうどうする。
  5. 5トイレの出入口でいりぐちに「トイレ」と書かいた紙かみを貼はる。
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正答せいとう:5

正解せいかいは5です。Aさんは尿意にょういや便意べんいがあり、入所にゅうしょしたころは自分じぶんでトイレに行いって排泄はいせつできていました。認知機能にんちきのうが低下ていかしてトイレの場所ばしょが分わかりにくくなっているので、出入口でいりぐちに「トイレ」と書かいた紙かみを貼はるなど、目めで見みて分わかる手てがかりを増ふやすと、また自分じぶんで行いけるようになります。
1.骨盤底筋訓練こつばんていきんくんれんは、腹圧ふくあつがかかったときの尿にょうもれなどに行おこなうもので、Aさんの状態じょうたいには合あいません。
2.紙かみおむつを使つかうと、できていた力ちからを奪うばってしまいます。
3.水分摂取量すいぶんせっしゅりょうを減へらすと、脱水だっすいや便秘べんぴを招まねきます。
4.ほかの利用者りようしゃに合あわせるのではなく、Aさんのリズムに合あわせます。
5.正解せいかいです。

問題もんだい52

次つぎのうち,下痢げりをしている利用者りようしゃの水分補給すいぶんほきゅうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1白湯さゆ
  2. 2牛乳ぎゅうにゅう
  3. 3炭酸水たんさんすい
  4. 4コーヒー
  5. 5冷水れいすい
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正答せいとう:1

正解せいかいは1です。下痢げりのときは、腸ちょうを刺激しげきしないものを選えらび、少すこしずつこまめに水分すいぶんをとることが大切たいせつです。白湯さゆは刺激しげきが少すくなく、体からだも冷ひやさないので適てきしています。脱水だっすいにならないように、飲のんだ量りょうや回数かいすう、便びんの様子ようすを見みていきます。
1.正解せいかいです。
2.牛乳ぎゅうにゅうは、人ひとによっておなかがゆるくなることがあります。
3.炭酸水たんさんすいは、腸ちょうを刺激しげきすることがあります。
4.コーヒーにはカフェインが含ふくまれ、腸ちょうを刺激しげきします。
5.冷水れいすいは腸ちょうを刺激しげきし、下痢げりを強つよめることがあります。

問題もんだい53

Aさん(83歳さい,男性だんせい,要介護ようかいご1)は,一人暮ひとりぐらしで,少額しょうがくの年金ねんきんで生活せいかつしている。Aさんは軽度けいどの認知症にんちしょう(dementia)と診断しんだんを受うけている。近所きんじょには親したしくしている人ひとが複数人ふくすうにんいる。ある日ひ,訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が訪問ほうもんすると,近所きんじょのスーパーで購入こうにゅうした未開封みかいふうの健康食品けんこうしょくひんが山積やまづみになっていた。Aさんが財布さいふを持もってきて,「買かいたいものがたくさんあるが,お金かねが足たりない。どうしたらよいか」と訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に相談そうだんした。

このときの訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1「お金かねは足たりているから安心あんしんして大丈夫だいじょうぶですよ」と伝つたえる。
  2. 2近所きんじょの親したしい人ひとに,財布さいふを預あずかってもらえるか,聞きいてみる。
  3. 3鍵付かぎつきの引ひき出だしに財布さいふを入いれ,訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が鍵かぎを管理かんりする。
  4. 4「お金かねの使つかい方かたについて,一緒いっしょに考かんがえてみませんか」と提案ていあんする。
  5. 5健康食品けんこうしょくひんのクーリング・オフを勧すすめる。
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正答せいとう:4

正解せいかいは4です。Aさんは軽度けいどの認知症にんちしょうがあり、健康食品けんこうしょくひんを買い込かいこんで「お金かねが足たりない。どうしたらよいか」と困こまっています。訪問介護員ほうもんかいごいんが答こたえを押おしつけるのではなく、「一緒いっしょに考かんがえてみませんか」と提案ていあんすることで、Aさんの気持きもちと判断はんだんを尊重そんちょうしながら、必要ひつような支援しえんにつなげることができます。
1.お金かねは足たりていないので、事実じじつと違ちがうことを伝つたえてはいけません。
2.近所きんじょの親したしい人ひとでも、財布さいふを預あずけることは金銭きんせんのトラブルのもとになります。
3.訪問介護員ほうもんかいごいんが利用者りようしゃの財布さいふや鍵かぎを管理かんりすることは、仕事しごとの範囲はんいを超こえています。
4.正解せいかいです。
5.店みせに出向でむいて自分じぶんで買かったものは、クーリング・オフの対象たいしょうになりません。

問題もんだい54

繊維せんいや衣類いるいの性質せいしつと洗濯方法せんたくほうほうに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,正ただしいものを1つ選えらびなさい。

  1. 1綿めんの柄物がらものシャツには酸素系漂白剤さんそけいひょうはくざいを使つかう。
  2. 2ナイロンのレインウエアは脱水時間だっすいじかんを長ながくする。
  3. 3ウールのニットセーターは乾燥機かんそうきを使つかう。
  4. 4レーヨンのパジャマはすすぎ時間じかんを長ながくする。
  5. 5絹きぬのブラウスには弱じゃくアルカリ性洗剤せいせんざいを使つかう。
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正答せいとう:1

正解せいかいは1です。綿めんは比較的ひかくてきじょうぶな繊維せんいで、酸素系漂白剤さんそけいひょうはくざいなら色いろや柄えをあまりいためずに使つかうことができます。塩素系漂白剤えんそけいひょうはくざいは色柄物いろがらものには向むきません。素材そざいの性質せいしつを知しることが、衣類いるいを長持ながもちさせる基本きほんです。
1.正解せいかいです。
2.ナイロンは水みずが切きれやすく、長くながく脱水だっすいするとしわやいたみの原因げんいんになるので、脱水だっすいは短みじかめにします。
3.ウールは乾燥機かんそうきの熱ねつと回転かいてんで縮ちぢんでしまうため使つかいません。
4.レーヨンは水みずにとても弱よわく、すすぎを長ながくすると縮ちぢみや型かたくずれが起おこります。
5.絹きぬは弱じゃくアルカリ性あるかりせい洗剤せんざいでいたむので、中性洗剤ちゅうせいせんざいを使つかいます。

問題もんだい55

Aさん(82歳さい,女性じょせい,要介護ようかいご1)は,訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を週しゅう1回かい利用りようし,生活援助せいかつえんじょを受うけながら,自宅じたくで一人暮ひとりぐらしをしている。調理ちょうりはAさん本人ほんにんが行おこなうなど,できることは自分じぶんで行おこないたいと思おもっている。ある日ひ,訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)はAさんから買物かいものリストを渡わたされて,近ちかくのスーパーで食材しょくざいを購入こうにゅうしてきた。

次つぎの記述きじゅつのうち,Aさんへの生活援助せいかつえんじょにおける訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1依頼いらいされた食材しょくざいが安やすかったので,リストに書かかれた数かずより多おおく購入こうにゅうした。
  2. 2おつりとレシート,購入こうにゅうした食材しょくざいの確認かくにんを,Aさんにすべて任まかせた。
  3. 3冷蔵庫れいぞうこを開あけたとき,賞味期限切しょうみきげんぎれの食材しょくざいがあったため廃棄はいきした。
  4. 4買物かいものリストは,次つぎから訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が書かくことを提案ていあんした。
  5. 5購入こうにゅうした食材しょくざいで調理ちょうりしにくいものがないか,Aさんに確認かくにんした。
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正答せいとう:5

正解せいかいは5です。Aさん(82歳さい,要介護ようかいご1)は一人暮ひとりぐらしで、調理ちょうりは自分じぶんで行おこない、できることは自分じぶんで行おこないたいと思おもっています。ですから、買かってきた食材しょくざいの中なかに調理ちょうりしにくいものがないかを本人ほんにんに確認かくにんすることは、Aさんの力ちからを活いかし、自立じりつした生活せいかつを支ささえる対応たいおうになります。
1.安やすくてもリストより多おおく買かうのは、本人ほんにんの意思いしや金銭きんせんの管理かんりを無視むしすることになります。
2.おつりとレシート、食材しょくざいの確認かくにんはAさんと一緒いっしょに行おこない、すべてを任まかせきりにはしません。
3.賞味期限しょうみきげんが切きれていても、勝手かってに捨すてず本人ほんにんに確認かくにんします。
4.買物かいものリストを訪問介護員ほうもんかいごいんが書かくと、Aさんが自分じぶんでできることを奪うばってしまいます。
5.正解せいかいです。

問題もんだい56

次つぎの記述きじゅつのうち,良質りょうしつな睡眠すいみんのための環境かんきょうづくりとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1日中にっちゅうは,強度きょうどの高たかい運動うんどうを多おおく取とり入いれる。
  2. 2夜食やしょくは,就寝直前しゅうしんちょくぜんにとる。
  3. 3入浴にゅうよくは,就寝しゅうしんの1~2時間じかん前まえに行おこなう。
  4. 4眠気ねむけがなくても,決きまった時間じかんに目めを閉とじる。
  5. 5寝ねている間あいだも,照明しょうめいは明あかるくしておく。
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。入浴にゅうよくで温あたたまった体からだは、そのあと少すこしずつ体温たいおんが下さがっていきます。この下さがる流ながれが自然しぜんな眠気ねむけをつくるため、就寝しゅうしんの1〜2時間じかん前まえの入浴にゅうよくがよいとされます。睡眠すいみんは生活せいかつリズムと環境かんきょうの調整ちょうせいを積み重つみかさねて整ととのえます。
1.日中にっちゅうの運動うんどうは適度てきどな強つよさがよく、強つよすぎる運動うんどうを多おおく行おこなうと体からだが興奮こうふんしたり疲つかれすぎたりします。
2.就寝直前しゅうしんちょくぜんの夜食やしょくは胃腸いちょうが働はたらき続つづけ、眠ねむりをさまたげます。
3.正解せいかいです。
4.眠気ねむけがないのに目めを閉とじても、かえって眠ねむれないつらさが強つよくなります。
5.寝ねている間あいだの明あかるい照明しょうめいは眠ねむりを浅あさくするので、暗くらくします。

問題もんだい57

Aさん(83歳さい,女性じょせい,要介護ようかいご3)は,脳梗塞のうこうそく(cerebral infarction)の後遺症こういしょうで左片麻痺ひだりかたまひがあり,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつに入所にゅうしょしている。ある日ひの夜間やかん,仰臥位ぎょうがい(背臥位はいがい)で寝ねていたAさんが,「背中せなかが重おもく感かんじて,眠ねむれない」と介護福祉職かいごふくししょくに訴うったえた。

次つぎの記述きじゅつのうち,介護福祉職かいごふくししょくがAさんに行おこなう介護かいごとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1ファーラー位いにして,左下肢ひだりしたしにクッションを入いれる。
  2. 2両上肢りょうじょうしの下したに,クッションを入いれる。
  3. 3両膝窩部りょうしっかぶに,クッションを入いれる。
  4. 4右側臥位みぎそくがいにして,クッションを抱いだいてもらう。
  5. 5右下肢みぎかしの足部そくぶに,クッションを入いれる。
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正答せいとう:4

正解せいかいは4です。Aさん(83歳さい,要介護ようかいご3)は左片麻痺ひだりかたまひがあり、仰臥位ぎょうがいのまま「背中せなかが重おもく感かんじて,眠ねむれない」と訴うったえています。同おなじ姿勢しせいが続つづいて背中せなかに圧あつがかかっているので、体位たいいを変かえて背中せなかの圧あつを減へらすことが必要ひつようです。麻痺まひのない右側みぎがわを下したにした右側臥位みぎそくがいは体からだが安定あんていし、クッションを抱いだくことで安心感あんしんかんが得えられ、体圧たいあつも分散ぶんさんされます。
1.ファーラー位いでは背中せなかの圧あつは減へらず、訴うったえに合あいません。
2.両上肢りょうじょうしの下したにクッションを入いれても、背中せなかの重おもさは変かわりません。
3.両膝窩部りょうしっかぶにクッションを入いれても仰臥位ぎょうがいのままで、背中せなかの除圧じょあつになりません。
4.正解せいかいです。
5.右下肢みぎかしの足部そくぶにクッションを入いれても、背中せなかの訴うったえには対応たいおうできません。

問題もんだい58

次つぎの記述きじゅつのうち,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつで,終末期しゅうまつきにある利用者りようしゃとその家族かぞくに行おこなう介護福祉職かいごふくししょくの支援しえんとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1利用者りようしゃの苦くるしそうな姿すがたを見みせないように,家族かぞくには面会めんかいを控ひかえてもらう。
  2. 2利用者りようしゃと家族かぞくの関係かんけいが良好りょうこうでない場合ばあいは,家族かぞくと連絡れんらくを取とらないようにする。
  3. 3好すきなものや食たべたいものがある場合ばあいは,家族かぞくに持もってきてもらう。
  4. 4苦痛くつうを訴うったえる場合ばあいは,家族かぞくから激励げきれいしてもらう。
  5. 5家族かぞくが不安ふあんになるため,体調たいちょうの変化へんかは伝つたえないようにする。
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正答せいとう:3

正解せいかいは3です。終末期しゅうまつきでは、その人ひとらしい生活せいかつを最後さいごまで支ささえることが大切たいせつです。好すきなものや食たべたいものを家族かぞくに持もってきてもらうことは、本人ほんにんの望のぞみをかなえると同時どうじに、家族かぞくが最期さいごの時間じかんにかかわる機会きかいにもなり、思い出おもいでや安心感あんしんかんを支ささえます。
1.苦くるしそうな姿すがたを理由りゆうに面会めんかいを控ひかえてもらうと、家族かぞくの大切たいせつな時間じかんを奪うばってしまいます。
2.関係かんけいが良好りょうこうでない場合ばあいでも、家族かぞくへの連絡れんらくは必要ひつようです。
3.正解せいかいです。
4.苦痛くつうを訴うったえているときに激励げきれいしてもらうのではなく、まず苦痛くつうをやわらげます。
5.体調たいちょうの変化へんかは、家族かぞくが心こころの準備じゅんびをするためにも伝つたえます。

問題もんだい59

次つぎの記述きじゅつのうち,施設しせつで亡なくなった利用者家族りようしゃかぞくへの介護福祉職かいごふくししょくの対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1悲かなしみの表出ひょうしゅつがあった時点じてんからかかわりを開始かいしする。
  2. 2傾聴けいちょうよりも励はげますことを重視じゅうしする。
  3. 3悲嘆ひたんは特異とくいな反応はんのうのため注意ちゅういする。
  4. 4故人こじんとの思おもい出でには触ふれないようにする。
  5. 5悲嘆ひたんが長期化ちょうきかした場合ばあいは,専門医等せんもんいとうへ相談そうだんするように助言じょげんする。
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正答せいとう:5

正解せいかいは5です。家族かぞくを亡なくした悲かなしみ(悲嘆ひたん)が長くながく続つづき、生活せいかつに支障ししょうが出でる場合ばあいには、専門医せんもんいなどへ相談そうだんするように助言じょげんします。介護福祉職かいごふくししょくだけで抱え込かかえこまず、必要ひつような支援しえんにつなぐことが大切たいせつです。
1.かかわりは悲かなしみが表おもてに出でてから始はじめるのではなく、亡なくなる前まえから続つづいています。
2.無理むりに励はげますよりも、話はなしを聴きくこと(傾聴けいちょう)を大切たいせつにします。
3.悲嘆ひたんは特異とくいな反応はんのうではなく、だれにでも起おこる自然しぜんな反応はんのうです。
4.故人こじんとの思い出おもいでを語り合かたりあうことは、家族かぞくの支ささえになります。
5.正解せいかいです。

問題もんだい60

次つぎのうち,固定式歩行器こていしきほこうきが適てきした利用者りようしゃとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

  1. 1対麻痺ついまひで,下肢かしを交互こうごに出だすことができない人ひと
  2. 2片麻痺かたまひがあって,麻痺側まひがわの指関節ゆびかんせつの拘縮こうしゅくがある人ひと
  3. 3両上肢りょうじょうしの筋力きんりょくが弱よわく,手関節しゅかんせつに痛いたみがある人ひと
  4. 4両手りょうての握力あくりょくが保たもたれていて,数秒程度すうびょうていどの立位保持りついほじができる人ひと
  5. 5右みぎの足根骨そっこんこつを骨折こっせつして,右下肢みぎかしに体重たいじゅうをかけることができない人ひと
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正答せいとう:4

正解せいかいは4です。固定式歩行器こていしきほこうきは、両手りょうてで持ち上もちあげて前まえに置おき、そのあと足あしを進すすめて使つかいます。持ち上もちあげている間あいだは自分じぶんで立たっていなければならないので、両手りょうての握力あくりょくが保たもたれていて、数秒程度すうびょうていどの立位保持りついほじができる人ひとに適てきしています。
1.対麻痺ついまひで下肢かしを交互こうごに出だせない人ひとは、歩行器ほこうきを使ってつかって歩あるき進すすめることが難むずかしいです。
2.麻痺側まひがわの指関節ゆびかんせつに拘縮こうしゅくがあると、両手りょうてでしっかり握にぎることができません。
3.両上肢りょうじょうしの筋力きんりょくが弱くよわく手関節しゅかんせつに痛いたみがあると、持ち上もちあげる動作どうさが大おおきな負担ふたんになります。
4.正解せいかいです。
5.右下肢みぎかしに体重たいじゅうをかけられない人ひとを、この歩行器ほこうきで安全あんぜんに支ささえることはできません。

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